リンゴ・スター(Ringo Starr)

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リンゴ・スター(Ringo Starr)は、ビートルズのドラマーとして知られ、そのシンプルで的確なリズム感がバンドの音楽に欠かせない要素となりました。彼の温かく親しみやすい性格は「陽気なムードメーカー」としてファンから愛され、ボーカルを担当した「Yellow Submarine」や「With a Little Help from My Friends」も多くの人々に親しまれています。ビートルズ解散後もソロ活動で成功を収め、今なお音楽界で大きな影響力を持ち続けています。 リンゴは左利きでありながら右利き用にセットされたドラムを叩いていました。このため、彼のフィルインやリズムには独特のタイム感が生まれ、それがビートルズのサウンドに独自の味わいを加える一因となっています。

リンゴ・スター(Ringo Starr)の使用機材

Drums

Ajax Drumset Black Diamond Pearl Color

リンゴ・スターがビートルズ加入前に使用していたドラムセットで、彼の初期のキャリアを象徴する存在です。Ajaxは当時のイギリスのドラムメーカーで、このブラックダイヤモンドパールのカラーリングはクラシックでスタイリッシュな外観を誇っていました。

Premier Drumset Mahogany Duroplastic Color

ビートルズに加入して間もない頃に使っていたのが、Premier社のマホガニー仕上げのドラムセットです。このセットは、リンゴがビートルズのレコーディング初期に愛用したもので、特に耐久性と音色の深さで知られていました。 1962年、ビートルズのマネージャーであるブライアン・エプスタインがこのPremierドラムセットをリンゴのために購入しました。特に、ビートルズが「Love Me Do」や「Please Please Me」といった初期のヒット曲をレコーディングした際、このPremierドラムが使われました。しかし、リンゴが「音が重く感じる」と言い出したため、すぐにLudwigへ切り替えたそうです。

Ludwig Drumset Downbeat Type Oyster Black Pearl Color

1963年にリンゴが入手し、ビートルズが世界的に大ブレイクする際に使われた最も有名なドラムセットです。この「ダウンビート」タイプのOyster Black PearlカラーのLudwigドラムセットは、リンゴの象徴ともいえるセットで、特に「エド・サリヴァン・ショー」に出演したときに使用され、世界中で注目されました。 このドラムセットがあまりにも有名になり、Ludwigのロゴが映像や写真に映ることで、Ludwigの売上は爆発的に増加しました。実はリンゴがLudwigを選んだのは偶然で、彼はビートルズのアメリカ進出前に新しいドラムセットが欲しくて楽器店に行き、たまたまこのモデルが目に留まったという話があります。それが後に「リンゴのドラムセット」として世界中で愛されることになるのです。

Ludwig Drumset Super Classic Type Oyster Black Pearl Color

ダウンビートと似ていますが、サイズが少し大きいスーパークラシックタイプ。このセットはリンゴがツアー中やスタジオで多く使用し、ビートルズの後期のレコーディングで頻繁に登場しました。スネアやバスドラムがダウンビートよりも重厚で、音の深みがさらに強調されています。 ビートルズが『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』や『Magical Mystery Tour』の録音を行っている頃、このドラムセットは多くの楽曲に登場します。特に、スタジオでの実験的な録音が増えた時期であり、リンゴのリズムの安定感と表現力が、ビートルズの進化に不可欠な役割を果たしました。

Ludwig Drumset Hollywood Type Natural Maple Color

ビートルズ解散後、リンゴがソロ活動を行っていた時期に使っていたドラムセットのひとつ。ナチュラルなメイプル仕上げのこのハリウッドタイプのLudwigドラムは、ビートルズ時代のクラシックなOyster Black Pearlカラーとは異なる明るい外観を持ち、リンゴの音楽的変化を象徴しています。 リンゴはソロ活動でも精力的に音楽制作を続け、特に「Ringo」や「Goodnight Vienna」といったアルバムでは、このハリウッドタイプのドラムセットが使われました。ビートルズ時代の影響を残しつつも、より自由なスタイルで演奏するリンゴの姿が見られ、彼の新たな音楽的探求が反映されています。

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