Kurt Cobain(カート・コバーン)

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カート・コバーン(Kurt Donald Cobain、1967年2月20日 – 1994年4月5日)は、アメリカ・ワシントン州アバディーン出身のミュージシャンで、グランジバンド「ニルヴァーナ」のリードボーカル、ギタリスト、主要ソングライターとして知られています。​彼の楽曲は、社会への不満や個人的な葛藤を赤裸々に表現し、1990年代初頭のオルタナティヴ・ロックシーンに多大な影響を与えました。​代表曲「Smells Like Teen Spirit」を含むアルバム『Nevermind』は、商業的成功を収め、グランジムーブメントを世界的に広めるきっかけとなりました。

Kurt Cobain(カート・コバーン)の使用機材

Guitar

Fender Jaguar 1965

使用時期: 1991年から1994年までのライブおよびレコーディングで使用。

詳細: サンバースト仕上げの左利き用モデルで、赤い渦巻き模様のピックガード、2つのボリュームノブ、1つのトーンノブ、ブラッククロームのシャーラーブリッジが特徴。スイッチ部分はテープで覆われ、ギブソンスタイルのトグルスイッチに変更されていました。 ​このギターは、アルバム『Nevermind』のツアー中に主に使用され、カートのお気に入りの一本として知られています。

Fender Mustang 1969 Competition Lake Placid Blue

使用時期: 1991年の「Smells Like Teen Spirit」ミュージックビデオおよびライブパフォーマンスで使用。​

詳細: ブルーのボディにレーシングストライプが特徴的な左利き用モデル。カートは、ブリッジピックアップをセイモア・ダンカン製のJBハムバッカーに交換して使用していました。 カートはインタビューで「フェンダー・ムスタングは世界中のギターの中で一番のお気に入り」と語っており、特にこのモデルを愛用していました。

Fender Jag-Stang

使用時期: 1993年から1994年のライブおよびレコーディングで使用。​

詳細: カート自身がフェンダーと共同でデザインした、ジャガーとムスタングのハイブリッドモデル。ソニックブルーとフィエスタレッドの2色が存在します。 ​ カートはこのギターのプロトタイプを受け取り、ツアーで使用しましたが、最終的な製品版が完成する前に他界しました。

Martin D-18E 1959

使用時期: 1993年のMTVアンプラグド・イン・ニューヨークで使用。​​

詳細: エレクトリック・アコースティックギターで、カートはこのギターを使用して象徴的なパフォーマンスを披露しました。 ​このギターは2020年にオークションで600万ドルで落札され、ギターとしては史上最高額となりました。

Effector

BOSS DS-1 Distortion

1989年の『Bleach』ツアー中に使用。シンプルなオレンジ色のディストーションペダルで、カートはこれをメインの歪みとして使用していました。

Electro-Harmonix Small Clone Chorus

1991年から1994年のライブおよびレコーディングで使用。

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